「逆光で花を写すときのこつ」[14]

「逆光での撮影の仕方」

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桜


露出補正の違いでこれだけ変る。

桜を逆光で撮影。

左の写真は露出は標準撮影。

絞り16、AE。

(注)
太陽に向けてピントを合わせないこと。撮影の時は太陽は薄雲で隠れていました。画面左上の方向に太陽。

光線を出すには絞りは「16」以上絞らないと出ない。

絞れば露出は当然不足します。

その分シャッター速度も遅くなり手持ち撮影は困難となります。

更に風の影響もあるので三脚使用は必須となります。
露出補正を+0.3にしました。

絞り[16」AE.

標準との違いが分りますか?

花びらの色が少し見えてきましたがまだまだ暗い画面です。
露出補正を+0.7としました。

花びらの色はだいぶついで来ました。

絞り「16」AE。
露出補正は+1.0にしました。

花びらの色は見方によってはこれでいいかなぁーとおもはれますが。

花の色は左中央部分と右側上の光の当たり具合が違うので発色の差が出る。

まだちょっと不足に見えます。

幹を強調するのであればこれでも良い。
露出補正は+1.7としました。

花びらの色はずいぶんと発色しました。

幹の部分に日が当たっている部分もはっきりしてきました。


露出補正を+「2.0」としました

花びらの発色も良好になりました。

露出オーバーに撮影するとフォトレタッチでも直す事は困難です。 むしろ露出不測の方がフォトレタッチで補正が出来ます。

これはフィルムの場合でも同じです。


逆光で被写体の色を出すには一般には露出補正+側に補正する。
但しその場合バックの色は飛びます。 一般の一眼レフカメラの露出補正は±3.0まであります。
補正の量はやはり数多く撮影経験が必要ですがモニターで一応その場で確認しましょう。
使用カメラD70一眼レフデジタルカメラ、レンズ18mm〜70mm/F3.5〜5.6/ズーム,18mm広角側使用。

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