原種のバラ

神代植物バラ園

さつき研究(栃の葉書房)
バラを楽しむ
バラの野生種は北半球に約200種あるといわれています。一方は栽培バラは紀元前にさかのぼる長い改良の歴史を持っていますが。完全な四季咲性のバラが作出された1867年を境に、それ以前のバラをオールド.ローズ。 それ以降に作出されたバラを現代バラと呼んでいます。
このバラ園は現代バラを作出する上で重要な果たした野生種やオールド.ローズを展示しています。ここに展示したバラは飼育家、鈴木省三氏が収集したものです。(掲示 案内板より)
 
ロサ.キネンシスニア ロサ.モスカータ
(原種)ロサ.キネンシス二ア(原種)ロサ.モスカータ
英名Fairy Rose.花色はやはらかいピンク.白.赤など。八重または一重咲き。春から夏に咲く、高さは30cmほどの矮星。
現代のミニチュアローズの親となった種。中国産
花は一重で白い、花弁の先は凹むものが多い。花は濃いムスクな香がする。現代のハイブリッド系、園芸品種となった種。
中国原産
この写真は(さつき研究)栃の葉書房より発行行された(バラを楽しむ)に掲載されました。平成22年4月5日発行
ロサ.アネモネフローラ セブンシスターズ
(原種)ロサ.アネモネフローラ(原種交雑種)セブンシスターズ
英名ThresLeaf Rose 花は、小さく白色で房咲きとなる。栽培種は八重。中国原産花は八重の大輪咲き、大きな房を作る。ピンク、藍紫、濃紺色など色とりどり。七色の花が咲く事からセブンシスターズと名づけられた。
ロサ.センベルヴィレンス ロサ.マキシモウィっツィアーナ
(原種)ロサ.センベルヴィレンス(原種)ロサ.マキシモウィッツィアーナ
常緑または半常緑で艶のある槍のような形の葉、花は一重で白、良い香をりがする。地中海沿岸の低地の水辺に自生する。南ヨーロッパ。北アフリカ原産花は一重で白.間隔のあいた房状に集まって咲く。茎には刺があり細く地をはって伸びる。初夏咲き。
アジア東北部。シベリア原産
ショウスケバラ ロサ.ギラルディ
(原種)ショウスケバラ
Rosa multiflora watsoniann
(原種)ロサ.ギラルディ
別名キンシン.バラ。葉は細長く、緑は波うち、花は白く小さく僅かに香る。果実を鑑賞するために栽培されている。
初夏咲き。ノイバラの変種といわれている。
花はピンク色で、中心部は白。一重咲きの小さな花をつける。単生あるいは3〜5個房咲きとなる。中国原産
ツクシイバラ アルバ.マキシマ
(原種)ツクシイバラ(原種)アルマ.マキシマ
ノイバラに似るが、花色が淡紅色で花弁基部は白。
花はノイバラより大きい。遅い初夏咲き。
中国中西部、アジア東北部に分布する。
別名マキシマ、純白で八重咲きの香りのよい花をつけ15世紀、あるいはそれ以前から栽培されていた。アルバ系
ロサ.ケンテンィフォリオ スウニール.ド.ラ.マルメソン
(原種交雑種)ロサケンティフォリオスウニール.ド.ラ.マルメソン
花は半八重咲きで大きな房咲きとなる。花色はあかるい橙紅色。四季咲きで春から秋まで咲きつづける。
1929年オランダ.デ.イルター作 ポリアンサ系
オールドローズ
花は中輪のクォータロゼット咲き。花色は赤みがかってピンク色で褪色して灰色となる。バナナとシナモンを混ぜた香りがする。
1843年フランス ぺルジュ作
ブルボン系 オールド ローズ。
ロサ.モリス ロサ.ディポンティ
(原種交雑種)ロサ.モリス(原種交雑種)ロサ.ディポンティ
花は一重の濃い桃色。まれに白色花がある。花茎は4.5cmぐらい、一枝に1〜3花つく
ヨーロッパ、西アジア原産
英名Dupont Rose.snow Bush.Rose
花は一重あるいは八重で強い香りがある。花色は白にかすかにピンクのぼかしがあり開花すると純白になる
グロリア.ムンディ ヒュー.ディクソン
グロリア.ムンディヒュー.ディクソン
花は半八重咲きで大きな房咲きとなる。花色は明るい橙紅色。四季咲きで春から秋まで咲き続ける。
1929年オランダ.デ.イルター作 ポリアンサ系
おーるど.ローズ
花は大輪の八重咲きで長い花茎に大きな房となって咲き、花色は暗赤色.芳醇な香りがする。初夏に咲き、秋にも咲く。
1929年イギリス.ディクソン作 ハイブリット系
オールド.ローズ
モーツアルト セシル.ブルンネ
モーツアルトセシル.ブルンネ
花は小輪で一重咲き。小さな花が大きな房を作って咲く。花色は深紅色で花芯は白色.芳香がする。初夏から夏まで咲く。
1937年ドイツ.P.ランパート作
ハイブリット系 オールド.ローズ
花は淡いピンクで完全八重の壷状咲き。軽いフレッシュな香りがする。ほとんど刺はない。
1881年フランス ヴーヴ.ディシュ作
ポリアンサ系.オールド.ローズ
ミニョネット オルレアン.ローズ
ミニョネツトオルレアン.ローズ
花は小輪だが八重咲きで多数密集して房状になって咲く。花色はソフトピンク開ききると白に変る。ノイバラの香りがする。ポリアンサ.ローズを代表する品種
1880年フランス.ギロット.フィルス作
ポリアンサ系 オールド.ローズ
花は半八重咲きで、紫ががった鮮明なローズ色。花の部は白くなる。やや甘い香りがする。ポリアンサローズ確立に寄与し、フロりパンダローズの橋渡しとなった種。
1909年フランス.レヴァヴァシュール作
ポリアンサ系.オールド.ローズ
シャポー.ド.ナポレオン デュシュス.ド.プラバン
シャポー.ド.ナポレオンデュシュス.ド.プラパン
花弁は100枚を超える完全八重盃咲き。花色はピンクでダマスク香を含んだ強い芳香をもつ。ガクがナポレオンの帽子に似ている事から名付けられた。
1827年スイス西部の修道院で発見された。
モス系.オールド.ローズ
花は完全八重の盃状咲き。花色は半透明のパールピンク開くにつれて濃いピンクに変る。甘い紅茶の香りがする。
1857年フランス.ベルネット作.ティー系
オールド.ローズ
モス.ローズ ローズ.ド.メイ
モス.ローズローズ.ド.メイ
蕾に繊毛が密生し(MOSS)のような見えるところから、この名前が付けられた。モス.ローズ(MOSS ROSE)系統のバラで最初の品種の花は同系統でもっとも美しいといわれている。ダマスク(Damask)系の芳香がある。
オールド.ローズ
花は八重の房咲きで蕾の時はピンクで開花すると淡桃色になる。濃厚なダマスク香がする。名前はフランスのバラの意味。南フランスは香料の原料として栽培される。
ダマスク系.オールド.ローズ
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