フィルムに画像を入れる!



ポジフィルム

完成(ポジフィルム)



フォントの記号を使ってフィルム風に加工してポジフィルム画像を作ってみました。

フォント(wingdings)の大文字[O]を選択すると旗の記号が出ます。これを元に拡大して旗の部分に画像を入れます。
竿の上下は切り取ります。
フィルム風にするにはコマ送りの穴が必要です。これもフォントMS Outlookの大文字[H]を選択するとの記号が出ます。
二個あわせてコマの穴に加工します。
コマは2コマで一つですから、右に二つ(4コマ)連結します。フィルムは一シート6コマです、コマ送りの穴はコマあたり8個です。製作手順は次の通りですが3コマ以下は1コマ目2コマ目と同じです。

完成品は二コマ目がはみ出しになっていますが、製作手順では抜けています。
画像1

元画像を出します。
画像の大きさは1200pxX900pxです。

画像の大きさは決まりはありませんが、出来るだけ大きいほうが画質の劣化を少なく出来ます。

加工の最後にリサイズします。

一時保存はBMPで保存してください。JPGで保存し画像を出し入れしている内に劣化します。
画像2

画像を適当に拡大してマウスを白地の部分でドラックすると■で結ばれた範囲指定枠が表示されます。

その枠の中にマウスを持っていくとマウスが手のひらに変わります。同時に画面に[位置/移動]のダイヤログが出ます。

枠の中でマウスを左クリックしたまま旗竿の上に移動し竿の部分を白で塗りつぶしていきます。枠は点線になります。

点線枠を移動しながら上下の竿を消していきます。角のカーブの部分は画像を最大に拡大して行うと楽です。

竿の太さはこのままだと連結したときに太くなりますから1/3ぐらいにした方が見栄えが良くなります。
画像3

角の部分は図のように拡大しピクセル単位で塗りつぶして生きます。

時間がかかりますが手間をかければそれだけ仕上がりも良くなります。
画像4

フィルムの原型が出来ました。

竿の部分は1/3ぐらいの太さにします。右に連結したときにあまり太くならないためです。

この画像をコピーします。

ツールイメージ〜余白作成を選択します。
画像5

ツールイメージ〜余白作成を選択すると余白作成ダイヤログが表示されます

余白作成ピクセル値は

下=100

右=999

その他は[0]にします。

OKをクリックします。
画像6

左の図のようになります。

これに画像4でコピーしたものをツール編集〜合成貼り付けを選択して画像を連結する。

画像7

合成貼り付けを選択するとマウスが手のひらに変わります画面の上でマウス左クリックして右にドラックして画面を合わせます。

位置が確定したらダイヤログの位置確定をクリックします。
画像8

三個目を合成すると図のようになります。

コマの上下にコマを送る穴を作ります。
画像9

コマ送りの穴はフォントMS Outlookの大文字[H]を選択すると記号が出ます。

これを2個出して適当の大きさに拡大して素材としてbmpで保存しコピーして使います。

左の図のようにツール編集〜合成貼り付けを選択して先ほど保存したを読み出します。

手のひらツールで移動し位置を決めたら移動ダイヤログを位置確定をします。

面倒でも一個ずつ移動ツールを使って穴を開けていきます。

終わったら念のためにbmpで保存しておきます。

コピー方法が出来ると早いのですがうまくいきませんでした。どなたか良い方法を考えて下さい。

連結をする前に二コマだけ作ってコピーして連結する方法が早いかも知れません。
画像10

コマ送りの穴明けが終わったらいよいよコマに画像を入れていきます。

念のためコマ送りの穴あけが終わったらbmpで保存して下さい。

まず図のように範囲選択切り抜きを行います。

ダイヤログの数値と下のタスクの「赤枠」の数値は控えておきます。これが挿入する画像の大きさとなります。

ダイヤログをOKをクリックします。

一枚目の画像を挿入するときにこの画面まで戻ります。戻れなくなった場合は保存した画面を読み出してください。
画像11

一コマを切り取った画面です。

コマの中の白い部分(キャンパス)を残して上下左右を黒で塗りつぶします。
画像12

塗りつぶしツールを選択します。


塗りつぶしダイヤログが表示されます。

塗りつぶし色は左は黒右は白にしておきます。

許容範囲は50不透明度は100とします。

上下の白い部分をクリックして塗りつぶしまず。

この画面をコピーしておきます。
画像13

JTrimをもう一枚立ち上げてツールファイルから挿入する画像を読み出します。

画像14

画像の中心が入るように画面をドラックして範囲選択をします。

画像の大きさは画像10の範囲選択された大きさにプラス3pxほどにリサイズします。

図のダイヤログの値は画像10の値と違います。説明書を後から書いたため違いが出ていますが。やり方は変わりませんのでご自分での画像の大きさは決めて下さい。

ダイヤログをOKして切り抜きます。これをコピーしてください。
画像15

先ほど画像12をコピーしたものをツール編集から貼り付けで読み出してください。

次に前回の画像12でコピーした画像を同じようにツール編集〜合成をクリックしてイメージダイヤログを表示させクリップボードより入力にチェックをいれ、暗い画素優先に点をいれOKをクリックすると図のように画像が挿入されます。
画像16

次にツール塗りつぶしを選択すると塗りつぶしダイヤログが出ます。

ダイヤログの色のは右側に白が出ていると思いますが、白以外でしたら白に変更してください。方法は色の上でマウスをクリックすると色の設定画面が出ますその中から白を選択してください。

許容範囲は5としますこれをあまり大きくすると画像の中まで塗りつぶされますから注意してください。透明度は100とします。

OKをクリックすると図のように画像の周りが白になります。

これをコピーします。
画像17

画像10まで戻りますがもし戻れない場合は保存してあった画像10をツールファイル〜開くで読み出してください。

図のような画面が出ます。もし画面に範囲選択ラインが出ていない場合は画像10で控えてある数値で範囲選択ラインを設定してください。

これに画像16でコピーしたものをツール編集〜合成をクリックしてイメージダイヤログを表示させクリップボードにチェックを入れ暗い画素優先に点を入れてOKををクリックします。
画像18

一コマ目に画像が入りました。

基本的には二コマ目も同じです。

この画面も念のためbmpで保存してください。
画像19

二コマ目ですが挿入する画像を読み出します。

図では範囲選択ラインが左画面に出ていますがこれはこの部分をはみ出し用に選択しましたが。製作説明でははみ出し工程は抜いてあります。

興味のある方は前のはみ出し画像の作り方を参照して下さい。
画像19

画像の大きさは前と同じように次の画像20の範囲選択で決まります。

画像の大きさは範囲選択に3pxほどプラスして切り抜きます。

そしてコピーしておきます。
画像20

保存してあった画像18を読み出します。二コマ目にマウスをドラックして範囲選択をしOKをして切り抜きますこの場合前回と1〜3pxほどの違いが出るかも知れませんがもし挿入後色抜けが出た場合は修正してください。

念のためbmpで保存してください。
画像21

範囲選択した部分をOKをクリックして切抜きした部分です。

次に前回同様キャンパス以外の白の部分を黒で塗りつぶします。

許容範囲は50で行います。不透明度は100です。
画像22

黒で塗りつぶされた画像です。

これに画像を挿入します。

画像19でコピーしたものを、ツール編集〜合成とクリックしてイメージ合成ダイヤログを表示させます。

画像23

ダイヤログのクリップボードにチェックを入れ、暗い画素優先に点をいれ、OKをクリックすると図の様に画像が挿入されます。

画像24

ツール塗りつぶしを選択塗りつぶし色は白を選択範囲は5透明度100として塗りつぶしツールを白い部分に置きマウスをクリックする画像の周りの黒の部分が白に変わります。

これをこれをコピーします。
画像25

画像20まで戻るかJTrimを立ち上げて保存してあった画像20を読み出します。

範囲指定のラインが抜けていたら画像20の範囲選択値を設定してください。

画像26

画像24でコピーした画像をツール編集〜合成とクリックしてイメージ合成ダイヤログを表示させます。

クリップボードにチェックを入れ、暗い画素優先に点をいれOKをクリックします。

二コマ目に画像が挿入されました。

三コマ目以降は一コマ目と二コマ目と同様に行ってください。
画像29

完成品です。

画像は6コマありますが長いと思ったら4コマても良いと思います。
旗の竿の部分は細く加工しておくと連結がすっきり仕上がります。

完成品は一コマ目の端がフォントの旗がが太く出来ていました。この部分も細く加工した方がすっきりしますが。キャンパス側を加工することになります、時間が取れる方は挑戦してみてください。。


このページのtopに戻る

JTrimに戻る

Topに戻る

inserted by FC2 system